カウンセリングでの技法
心理カウンセリングは心理療法にも含まれ、臨床心理学とも密接な関係があります。 カウンセリングをする側では、大きく二つの基本技法を用います。 一つは、言語的表現。 その名の通り、言語、つまり言葉を使って行うコミュニケーションです。 普段何気なくしている会話、これは立派な言語的表現ですね。 自分の考えを伝えたり、時には思いもよらぬことを口から言葉に出して伝えること。 これが言語的表現、言語的表現です。 一方、非言語的表現。 言語的表現と違って、「言葉ではないコミュニケーションって何?」と思われるかもしれません。でも、実は言葉を使う言語的コミュニケーションと同じように私たちは普段からこのコミュニケーションを行っているのですよ。 非言語表現のもっともわかりやすい例は、ジェスチャーです。 海外旅行を行った時等、外国人などの言葉の通じない人相手に「身振り手振りで説明した」という人がいますよね。これこそがまさに非言語的表現! 言葉を使わなくても、自分の思いを相手に伝える方法です。 他にもあります。たとえば、視線。 その視線の向きや強さ、その目つきなどから、「あ、あの人は怒っている」などいろいろな情報が読み取れますよね。これも立派な非言語的表現。 非言語的表現は、行動心理学などの分野でも専門的に研究されています。 この二つの表現をうまく利用しながら、カウンセラーはクライアントをカウンセリングしていくのです。 これはカウンセリングの技法なのですが、実はこの表現の活用方法、中身を知っていると私たちが日常生活を送る中でも便利なものなのです。
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