職場の心理学 (22)

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会議室のテーブルは○?□?

会社の会議室にあるテーブル、どのような形をしていますか? 丸型ですか? それとも四角型でしょうか? 実はこのテーブルの形、人の心理状態に大きく影響を与えるのです。 仲間内で話し合う時や、様々な意見を活発にやりとりしたい時などは丸型のテーブルにつくと良いと考えられます。 丸型のテーブルでは、出席者が平等な感覚の中で話しあうことが出来ます。上下の関係であったり、対立状態にある関係であったりしても、穏やかな雰囲気の中で自由に話し合うことが出来ると考えられます。 その逆で上下関係をはっきりさせて厳粛に会議を進めたい場合は丸型のテーブルは不適切です。 四角型のテーブルについて話し合う必要があります。四角型のテーブルは丸型のテーブルとは逆の効果を期待できるのです。 つまり、活発な意見をやり取りしたい会議で四角型のテーブルを使ったり、上下関係がはっきりした会議で丸型のテーブルを使ったりすると、テーブルが持つ意味合いと会議の内容があべこべになりうまくいかないと考えられます。 「上司の威厳を示したいのに、部下たちがどうもなれなれしい」 会議でそんなことを感じている皆さん、丸型のテーブルを使ってはいませんか? ささいなことに見えますが、人の心理は様々な物から影響を受けているのです。

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ビジネスマンの必需品-システム手帳?A

手帳とは持ち主の性格を示すもの。どのような手帳を使っているかを見るだけでその人の性格がわかります。 ?@では毎年新しいものに買い換える人の性格と、逆に毎年同じ手帳を使う人の性格をみてみましたが、他にも手帳からはいろいろな性格が読み取れます。 たとえば、身の回りに自分の会社で作った手帳を使っている人はいませんか? 大きな会社になると、自分の会社の人に配ったり取引先に配ったりするために社名の入った手帳を作るところもあります。 そういった自分の会社で作る手帳を使っている人は、愛社精神に溢れている人。会社へ尽くす思いが強い人です。会社が言うことに従う、会社の方針に忠実な人といえます。 手帳の外側は同じで、中身だけ、リフィルだけ交換できるシステム手帳もあります。 このような手帳を持っている人は、合理主義的な人といえます。 律儀な人でもあり、納期や約束などを必ず守るタイプの人です。 こういったタイプの手帳にはいろいろなものを挟み込むことが出来ますが、何から何まで詰め込みすぎて手帳が膨れ上がっているような人は、「何が重要か」という判断力に欠けている状態です。 何が大事で何がそうでないのか判断できないために、「あれもこれも」と手帳に詰め込んでしまうのですね。 こういった人は行動力にも乏しい傾向があります。 ビジネスマンには必需品のシステム手帳。使い方だけでなく、どのような物を選ぶかによっても心理学的には性格判断できてしまうのです。

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ビジネスマンの必需品-システム手帳?@

社会で働く中では、システム手帳は欠かせないアイテムかもしれません。 予定を記入したり、日記代わりにメモをしたりと使い方は多種多様。そして、そのシステム手帳の種類自体も様々なものがあります。 最近では目的別の手帳が出来るなど特に種類も増え、年末や年度替りには手帳コーナーが作られるほどです。 自分のシステム手帳だけでなく、周りにいる同僚や上司のシステム手帳もそっと眺めてみてください。何を書いているかその中身まで見る必要はありません。 「どんな」手帳を使っているかを見るだけで、その人の性格を読み取ることが出来るのです。 たとえば毎年新しい手帳を買っている人と、逆に毎年同じ手帳を使っている人。 正反対のタイプといえますが、こういった人たちはやはり性格も正反対です。 毎年新しい手帳を買う人は好奇心が旺盛。 冒険心も強く、何かを探求していくのに前向きな人です。また自分を向上させようと頑張る人でもあるのですが、すぐ手帳を買い換えてしまうところからもわかるとおり、飽きっぽい所が欠点です。 それとは正反対で同じ手帳を毎年使う人は、我慢強い人。忍耐の人とも言えます。 ですが逆に言えば新しいものを取り入れられない人、とも言えます。 物事に柔軟に対応できない、融通の利かない人ということですね。

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電話中何をする?

あなたは電話をする時、何をしていますか? 自分自身ではよくわからなければ、職場で周りの人を観察してみてください。あなたの周りにいる人はどのように電話をしていますか? こまめにメモをとりながら電話をしている人は、生真面目な人です。 何事に対してもまじめに取り組む、ある意味では肩に力の入っている人、うまく息抜きの出来ない人、といえるかもしれません。 ペンで紙に何かを書いてはいるものの、その用紙を見れば電話内容のメモではなく、全く無関係な絵だったり文字だったり。 そういった人は、落ち着きのない状態。 電話中に全く無意味な落書きをするのは、一種の貧乏ゆすりです。 足で貧乏ゆすりをするのは、イライラしていたり何か不安があるときですよね。この落書き行動も同じ。電話中に落書きをする人は、心の中にイライラや心配事があるということを示しています。 相手には見えない電話に対しても頭を下げる人もいます。 こういった人は小心者。また、うそをつけない正直者でもあります。 相手に見えていようといまいと、無意識に思ったままの行動をとってしまっているのですね。 ペンで机を叩きながら電話する人がいたら注意してください。接し方を間違えれば、突然怒らせてしまうこともあるかもしれません。こういったタイプの人はおこりんぼうであることが多いからです。

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電話での印象?A

声や話し方で相手とやり取りをする「電話」。しかしその電話一本をとっても相手の心理に与える影響は大きなものです。 その、声や話し方が相手に与える印象というのは、話している人物、つまりあなたが男性であるか女性であるかによっても変わります。 いくつか声や話し方が相手に与える印象についてみていきましょう。 ・早口 早口で話す人は、社交的な印象を与えます。また、生き生きしていて充実している人という印象もあります。 決して悪い印象ではありませんが、あまりに早口すぎると相手が聞き取れない場合があります。また、せっかちな印象も与えてしまいます。社用の電話などでは、相手が聞き取りやすいスピードで話すことも重要です。 ・大きい声、語尾がはっきりしている 女性が大きな声で、語尾をはっきりさせて話す場合、社交的な印象を与えます。早口で話す人と同じですね。 元気、活発な印象を与えるのがこのような話し方をする人です。 男性の場合は同時にユーモアがある人だというとらえ方もされるようです。 いずれにしても悪い印象ではなさそうですね。 ・力のない声で話す人 声に力がなかったり、弱弱しい声で話したりする人は不安感を抱いている、精神的に成熟していない人という印象を与えるようです。 商談などの電話では向かない声、話し方といえます。 そういった印象を与える一方で、感情的・感受性が豊か、ともとられる声でもあります。 その他、言葉に抑揚がなかったり、甲高い声だったり、緊張した声を出したり、という話し方では、あまり相手に好感をもたれないようです。

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