恋愛心理学 (31)

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握手すると仲良くなれる

スキンシップの一つの方法として、握手があります。 この握手、何気ない行為のようですが心理的には大きな影響を及ぼします。 それもマイナスのイメージではなく、イメージアップにつながる効果が得られるのです。 相手の顔が見えない状態で握手をした場合相手に対してどう感じるのか、ということを試す実験をした人がいます。 その実験では、相手の情報は全く見えないにもかかわらず、握手したほとんどの人が良い印象を持ったといいます。 このように握手は、好印象を得る一つの手段。 政治家が選挙戦の時に握手して回りますよね。これは握手することによって自分を身近に感じてもらうと同時に、握手自体が持つ効果によって好印象を得ることが出来るのです。 それは恋愛対象に対しても同じ。気になる人がいる場合は、握手などのスキンシップをとると良いのです。 自分のイメージが上がると同時に、どのように握手を返してくれるかで相手の気持ちをはかることもできます。 自分の握手に対して強く握り返してくれたら自分に対して好意を持っている、関心を持っているあかしにもなります。 逆にいやいや握っているような力ない握手が返ってきた場合はそれだけ心がないということ。あまり自分と仲良くなりたいと思われていない、ということですから、そういった人を振り向かせるためにはよりいっそうの努力が必要となります。 気になる人と握手をする、というのはなかなか難しいかもしれませんが、試してみる価値はあると思いますよ。

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視線でわかる二人の仲

人の視線は実に多くの情報を持っています。 視線が合うか合わないかで好意の度合いを測ることもできますし、じっと見つめているかやんわりと見つめているかで感情の種類を測ることも出来ます。相手のどこを見ているかによって、親密の度合いを測ることも出来るのです。 二人きりで話をしている男女がいるとします。 この二人の関係は一体なんなのでしょう? 二人きりでいるから恋人同士、とは言えません。会社の同僚、同級生、友達、もしかしたら兄妹という可能性もあります。それを実際本人達に確かめなくとも、二人の仲が親密なものかどうか、視線を見ることで推測することが出来るのです。 一緒にいる男女の関係性をはかるには、まず女性が話しているとき男性がどこに視線を向けているかを観察してみましょう。 男性は話している女性の目を見ていますか? それとも他の所を見ていますか? 男性が話している女性の目を見るのは、親密な関係であるという表れ。 けれど男性が話している女性の目を見ていない場合は、たとえ二人きりでいても恋人同士とは限りません。 気になる人が知らない異性と一緒にいた。そんな状況に直面した場合は、男性の視線をまず観察してみましょう。また彼氏がいる女性の場合は、彼氏の視線が話している自分の方に向けられているかどうか確認しておくと良いでしょう。自分が話しているのに彼氏の視線がそっぽ向いていたら要注意ですよ。

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上目遣いに弱いワケ

「女性の上目遣いに弱い」 という男性、割と多くいるのではないですか? この上目遣い、女性のどのような心理を表すしぐさなのでしょうか。 上目遣いは、子供がしかられる時に親の様子をうかがう時にも使います。 こういった時の子供の心情はどういったものでしょう? 「ごめんなさい」 「許してほしいなあ」 など、相手に対する服従の気持ちではないでしょうか。 このように上目遣いは、弱い立場の人が相手を下から見上げることによって、服従の気持ちや相手に対する尊敬の気持ちを表すものなのです。 では女性が男性にする上目遣いにはどのような意味があるのでしょう?これは、 「あなたを頼りにしている」 という尊敬の念や、 「あなたに甘えたい」 という服従の気持ちの表れといえます。 つまり自分が弱い立場だということを示しているのですね。 男性は自分を大きく見せたいもの。自分を頼りにしてくれる、甘えてくれる、ということは相手の女性より自分の方が上なのだと感じることが出来、見事にその欲求を満たしてくれます。 「弱い女性」に、男性は弱く出来ているのです。 「上目遣い」はそういった男心をくすぐるしぐさの一つともいえます。 ただ男性は上目遣いしてくる子が必ず「自分に甘えたがっている」、「自分に気がある」と勘違いしてはいけません。 その女の子は、何かあなたに頼みごとをしたいだけ、かもしれませんよ。

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視線の先は?

目は口ほどにものを言う、ということわざがあります。 実はこれ、心理学的にも正しい意見。 人の「目」は対人関係において大きな意味を持つのです。 たとえば女の子にじっと見つめられると、男の子は「あれ、僕に気があるのかな?」とドキドキします。逆にじっと見つめ続けられると「なんでそんなじっと見るんだろう」と居心地が悪くなったりもします。 これは、人の目、視線がもたらす影響ですね。 何かを意識的に見る、ということは、その対象に対して何らかの関心があるということ。視線を合わせるということはつまり、「あなたに好意がありますよ」ということを伝えるのです。ふとした瞬間に目が合ったりするとドキッとするのは、無意識にそういった好意を感じ取るからかもしれません。 その反対で、視線を合わせない場合はどういうことなのでしょう。 これは、嫌悪感情を示すことが多いです。嫌っている人を視界にも入れたくない、という人がいます。 視界に入れる、目を合わせる、ということは相手の存在自体を見とめなくてはならないということ。嫌いな相手についてはそういったことをしたくない、ということです。 ただし日本人については、目を合わせないことで丁寧さや尊敬を意味することもあります。視線などのしぐさについては同じ行為でも文化圏によって解釈が違ったりもするので奥が深いものです。

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微笑んでみよう

会話をしている人、挨拶を交わした人、そういった自分の前の人がにこっと微笑んだとします。 あなたはどのように感じますか? 嫌な気がしますか? それとも? 多くの人は、微笑まれて悪い気はしないでしょう。何故なら、微笑みは相手に好意を示すサインであるからです。 人には、好意を示されると好意を抱くという心理作用が働きます。そういった心理作用もあいまって、微笑んだ相手に対して悪くは思わない、むしろ好感を抱くのです。 微笑は、愛着行動の一つ。愛着行動とは愛着を深める行為のことです。 相手との愛着を深めることは、恋愛でも重要なことですよね。 自分の身に置き換えて考えてみても、不機嫌そうな人と話すより、微笑んでくれる人と話す方がずっと楽しく愛着が出ると思います。 さりげなく微笑むことで自分が相手に何かしらの好意を持っている、ということを表現することが出来、さらに好意を示すことによって相手の好感を得ることも出来る。微笑むという好意は恋愛関係をうまく運ぶためにまさしく一石二鳥の行為という訳ですね。 話しかけたり挨拶したりが難しい相手でも、すれ違うときなどふと目が合ったときなどそっと微笑んでみましょう。それだけであなたの印象は相手の中でぐっと良くなっているはずですよ。

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