微笑んでみよう

会話をしている人、挨拶を交わした人、そういった自分の前の人がにこっと微笑んだとします。
あなたはどのように感じますか?

嫌な気がしますか?
それとも?

多くの人は、微笑まれて悪い気はしないでしょう。何故なら、微笑みは相手に好意を示すサインであるからです。

人には、好意を示されると好意を抱くという心理作用が働きます。そういった心理作用もあいまって、微笑んだ相手に対して悪くは思わない、むしろ好感を抱くのです。


微笑は、愛着行動の一つ。愛着行動とは愛着を深める行為のことです。
相手との愛着を深めることは、恋愛でも重要なことですよね。
自分の身に置き換えて考えてみても、不機嫌そうな人と話すより、微笑んでくれる人と話す方がずっと楽しく愛着が出ると思います。


さりげなく微笑むことで自分が相手に何かしらの好意を持っている、ということを表現することが出来、さらに好意を示すことによって相手の好感を得ることも出来る。微笑むという好意は恋愛関係をうまく運ぶためにまさしく一石二鳥の行為という訳ですね。

話しかけたり挨拶したりが難しい相手でも、すれ違うときなどふと目が合ったときなどそっと微笑んでみましょう。それだけであなたの印象は相手の中でぐっと良くなっているはずですよ。

しぐさで分かる心理学|微笑んでみよう