恋愛心理学 (31)

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愛情=お金?

愛情に置き換えて心理状態や性格をはかることが出来るものがあります。 それは、お金。 お金をどういう風に扱うかを見れば、その人がどのような「愛情」を持ち合わせているかがわかるのです。 お金を大切に扱う人は、恋愛の対象に対しても優しい人です。 お金を大切に扱える人は、愛情を抱いた人に対しても大切に扱う人といえます。恋愛するにはもってこいの人と言えますね。 ただお金を大切にしすぎると、また話はかわります。 お金を大切にしすぎて、勘定にうるさい人。いわゆる「ケチ」な人ですね。 こういった人は恋愛関係についても口うるさくなりがち。愛情について、その相手についてついつい口を出してコントロールしようとしてしまう人です。 何かあれば財布のチェックをしてしまう、常に財布の中身を気にしてしまう。 そんな人は、愛情が不足していたり、恋愛に問題を抱えていたり。彼氏がそんな動作を続けていたら要注意です。 さて、最後にお金を貯めて貯めてひたすら貯めまくる人。 ようはお金を貯めることだけが生きがいの人ですね。 こういう人が愛情もためていくかといくと、そうではありません。 お金を貯めることしか頭のない人は段々愛情が減っていきます。 お金がたまるのと引き換えに、愛情やそのほかの大事なものを失っていく、悲しい人たちといえます。

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お財布事情

彼氏がお会計をするとき、財布の中身を気にしても、財布がどういったものかということを気にすることは少ないのではないでしょうか。 財布は、実はその人の性格をよくあらわしているもの。持っている財布を見れば、その人がどのような性格の持ち主か見抜くことが出来るのです。 まず、パンパンに膨れ上がった財布を持っている人。 明らかに使わないカード類など不要なものも入れて持ち歩いている人。このような人は、いわゆる心配性と呼ばれる人です。 「もしかしたら何かに使うかも……」 と不要なものまで財布に入れて持ち歩いてしまう。それは、財布以外の面にも現れます。 所有欲が強いのも、このタイプの人です。 逆に整理整頓され、不要なものが全くない財布を持っている人は様々な面において自分をコントロールできる人です。 お付き合いするならこのような人の方がお勧めです。 財布を持たずにお金だけを持ち歩く人もいますが、このような人は現実逃避したいという願望を持っている傾向があります。 財布にお金を整理して入れると、今自分がどれくらい持っているか明らかになってしまいますよね。それが怖いために、わざと財布に入れないのです。 最後に、高い財布を買って持っている人。 高い財布を買うという所でよくお金を使う人のように思えますが、実はその逆。 このような人はお金も大切にします。結婚して金銭的な安定をもたらしてくれるのはこのようなタイプの人です。 自分の彼氏や気になる人の財布、一度チェックしてみてはいかがですか?

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ロミオとジュリエット

「ロミオとジュリエット」を知っていますか? シェイクスピア作の有名な戯曲ですよね。対立した家族や周りの状況、運命の悪戯とも呼べる偶然によって最後には二人とも死に至る、という物語。 悲劇的な結末ですが、その劇中、反対の中で二人の愛は冷めることなく、さらに深まっていくのです。 この「ロミオとジュリエット」から名前をつけられた、心理学的な効果があります。 その名も「ロミオとジュリエット効果」。 そのまま、ですね。中身もそのままで、二人の愛が周囲に反対されることによって深まる、ということを指します。恋愛や結婚を反対された場合、祝福されて恋愛や結婚する場合よりも幸せに感じたり、愛情が上回っている、というのです。 ではなぜこのようなことが起きるのでしょう? それは、周囲の反対という困難を乗り越えるために、二人の間では愛情や絆がより深まります。さらにその困難を乗り越えた暁には二人にしか味わえない達成感を得ることができます。それが、周囲に恵まれ、何の困難もなかったカップルよりも結びつきが強固になる理由だと考えられます。 「若いときの苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますが、二人で一緒に苦労することは恋愛においても決して無駄ではない、ということかもしれません。

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美形はモテない?

美形は売れ残ると聞くと、「嘘だ!」という人が多いかもしれません。けれど実際、美男美女に恋人がいないということはよくある話。 たとえば、どこからどう見てもカッコ良い、異性からの人気があって当然の容姿をした人がいるとします。その人に「モテたでしょう?」と聞くと「全然です」と答える人が案外多いのです。 もちろん、謙遜をしてそういう人もいるでしょう。しかし本当に「モテていない」人もいるのです。 何故そのようなことが起こるのでしょうか? 心理学の考えから、その答えは説明できます。 人は権力を持つ人、高い地位を保っている人、はたまた人よりもはるかに秀でた能力を持つ人からどこか距離をとる傾向にあります。 容姿が良い、というのもこれと同じ。 とてもカッコの良い男の子を仮にA君とすると、A君に惹かれる人は多くいても、「どうせ自分のことなんて相手にしてくれない」と自分から諦めてしまうのです。思ってくれている人がいても、A君自身にまでその想いが伝えられない。だからA君は「自分はモテない」、と思ってしまうのです。 A君のような容姿の良い人を最初から諦めるというのは、自己防衛のしるし。誰だって拒否されるのは嫌ですよね。A君という優れた容姿を持っている人は、相手にも優れた容姿を求めるだろうと勝手に思い込み、拒否されることを嫌がって逃げてしまうのです。 だから案外モテているのは「え、この人が?」というような男性。自分と比較してもこの人なら拒否しないで受け入れてくれるだろうという安心感が生まれるのですね。

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意外性を見せてみよう

「意外性」に人は弱いと知っていますか? とある会社に、A子さんという女性がいました。A子さんは仕事を完璧こなし、上司からの信望も厚い。ただA子さんには一つ悩みがありました。 それは、自分に男性が近づいてくれないこと、でした。 それもそのはず。このように完璧な女性には、男性側からするといわば高嶺の花。あまりにも完璧で、気があってもとても自分から声をかけることなど出来ません。A子さんが完璧であればあるほど、男性は遠ざかっていくのです。 そのA子さん、ある日うっかりと仕事でミスをしてしまいました。 普段はしないミスに落ち込むA子さんに、いつもは全く声をかけてくれない男性たちが慰めの言葉をかけてくれました。 皮肉なことですが、A子さんがミスをして、A子さんの「完璧でない」部分を見た男性たちの中でA子さんの評価はかえって高まったのです。 このように普段はしっかりしている人がたまにおかすミスは、その意外性から人に強い印象を与えます。またその印象はマイナスに働くことはなく、プラスに転じることが多いのです。 完璧主義にこだわらず、少し「隙」を見せる女性の方が、男性は近づきやすいのかもしれません。 もちろんこの「意外性」が働いたのは、A子さんがしっかりしていたからこそ。A子さんがもし普段からミスを連発していたら、誰も意外になど思わず、イメージが好転することもないでしょう。ミスはミス、たまにするから可愛いのです。

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