赤-エネルギー

皆さんが「赤」と聞いて連想するものは何ですか?
 燃え盛る炎でしょうか。それとも流れる血の色でしょうか。


 赤は、エネルギーを象徴する色でもあります。
 人が赤を好む、赤を選ぶときはエネルギーに溢れ、やる気に満ちている時期です。
 赤を恒常的に好む人は、願望が強く、上昇志向も、それに向かって行動する力も強い人。よく言えば、非常に積極的な人ですね。


 けれど悪い面として、その攻撃性があります。


 赤は守りの色、というよりもどちらかというと「攻め」の色のイメージはありませんか?
 赤は興奮の色でもありますから、その「イメージ」はあながち間違いではないのです。赤は興奮をもたらすアドレナリンの分泌を刺激します。神経や血流も赤によって刺激されます。


 赤い服を着て過剰に相手を攻撃すると、赤い服の色を見て興奮した相手が怒り、衝突、対立……なんてことも。赤好きの人は過剰に攻撃行動に出ないよう、注意しましょう。


 逆にエネルギーが足りない、やる気が出ない、という人は、赤の色が目に触れるようにすると良いと考えられます。外部から赤の色を取り込むことで、自分の中にエネルギーを作り出すのです。

 赤色がもたらすアドレナリンは、気力体力が減退しているときに働くと失っていた元気を取り戻させてくれます。赤は気分を盛り上げるには最適の色ですよ。

しぐさで分かる心理学|赤-エネルギー