職場の心理学 (22)

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傘をみてみよう?@

心理学的に見て権力や権威の象徴が何か、ご存知ですか? 権力や権威と聞くと大きな物を想像する人もいるかもしれません。あるいは宝石や金など高価なものやきらびやかな物を思った人もいらっしゃるでしょう。 でも実は心理学的に権力や権威を象徴するのは「傘」。 そう、雨をしのぐあの「傘」なのです。 雨が降ってくると傘をさします。そうすると、自分の姿は傘に隠れてしまいますよね?そうした時は傘自体が自分自身をあらわすものとなります。 つまり高級な傘を持っている人は自分が「高級」である、「立派」であることを示している、という訳です。 ここからどんな傘を持っているかによって、その人が権威や権力に対してどのような考え方を持っているかわかるのです。 先ほども例に挙げましたが、高級な傘やブランド物の傘を持っている人は出世したいと思っている人といえます。 権力に対しても貪欲で「立派になりたい」と思っています。出世欲が旺盛な人ですから、仕事に対しても積極的に取り組んでいくと考えられます。 逆に安い傘やどこでも手に入れられるビニール傘しか持たなかったり、雨が降りそうでも傘を持ち歩かなかったり、という人は出世欲に乏しい人です。 どちらかというと、権力に縛られることを疎ましく思います。柔らかい頭を持っている人でもあるのですが、思ったままに行動することから何事も「行き当たりばったり」になってしまいがち。 ですので、こういった人が周りにいる場合は注意しなくてはなりません。

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ビジネスマンの象徴-ネクタイ?B

ネクタイは目立つ柄を好んでつける人もいれば、まったく目立たない、地味な柄を選ぶ人もいます。 こういった地味な色で無地だったりストライプだったりと目立たないネクタイを選ぶ人は常識的な考え方を持った人と考えられます。 無地やおとなしい柄というのは、落ち着いた印象を与えますよね。こういった柄は大人っぽい印象や、どことなく「あ、仕事が出来そうだな」という印象を相手に与えます。 実際に中身が落ち着いてしっかりしている人がこういった柄を好むこともありますし、自分自身を大人っぽく見せたい、仕事が出来るように見せたい、という願望を持っている人が好んでつけることもあります。 幾何学的、規則的な模様を選ぶ人は精神年齢が高めの人と考えられます。 内向的でもあり、変化を拒んで落ち着いた状態を好みます。 ある意味では老成しているとも言えますね。孤独でありたいと願うのもこういった柄を選ぶ人の特徴ともいえます。 クールビズなど、仕事に対しラフな格好も許容されつつあるビジネス界ですが、まだまだネクタイは必需品。 「自分を変えたい!」 「もっと違った風に見てほしい!」 という人は意識的にネクタイを変えてみても良いかもしれません。 ネクタイ一本で、人の心に与える印象はずいぶん違ってくるのです。

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ビジネスマンの象徴-ネクタイ?A

キャラクター物や動物の模様とは違うものの、派手な柄物のネクタイをしている人もいます。 派手な柄は、見ている人に強いインパクトを与えますよね。 こういったネクタイをする人は、自分自身もそういった「強い印象を与えたい」と思っている人、つまり自己主張が強い傾向にあります。 派手な柄物が訴えるのは、その積極性。いやでも目に入るような柄を身につけることで、「自分はこんなにも積極的なんだ」と表現しています。 ただし、ネクタイで選ばれる柄は実際の自分がどうであるかだけではなく、「そういった風に見せたい」という願望にも影響されます。 つまり、実際は積極的ではない、自己主張が強くない人が、積極的になりたい、強く自己主張したい、と思って派手な柄のネクタイをつけることもあるのです。本来内気な人がそんな自分を隠すために派手な柄を身につける、というわけですね。 日本では勾玉模様とも言われるペイズリー柄のような動きのある柄を選ぶ人は精神的に充実している状態にあるといえます。やる気があって、エネルギッシュな人がこういった柄を選ぶのです。 こういったネクタイをしている人にはどんどんと仕事を渡してもそれに応じるだけのやる気と活力で積極的にこなしてくれることでしょう。 水玉模様のネクタイを選ぶ人は、キャラクター物や動物物のネクタイの人とは逆に調和の取れた性格です。 もしくは実際の性格は別としても、「自分は穏やかで、協調性がある」という風に見られたい人がこういったネクタイを選ぶ傾向にあります。 優しいタイプの人ではあるのですが、はっきりとせず優柔不断とされることもあるのが難点です。

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ビジネスマンの象徴-ネクタイ?@

ビジネスマンの象徴といえば、スーツとネクタイではないでしょうか? スーツはあまり目立つ色や形を選ぶと会社の中で浮いてしまいますが、ネクタイは多少派手だったり個性的だったりしても大目に見てもらえるもの。 このネクタイから、その人の個性を推測することも出来ます。 キャラクター物や動物物のネクタイを選ぶ人は、協調性に欠けている状態の人。 他人を自ら突き放している人がこういったネクタイを選ぶ傾向にあります。 「俺は他人とは違うんだ」と思っていたり、 「俺は誰にもわかってもらえなくてもいいんだ」と思っていたり、 どこか他の人と線を引いて考えています。 他人に対し厳しくなっていますので、集団の中で調和をとってうまくやっていくのは難しい状態にあるといえます。 また、アニメのキャラクターや動物柄を選ぶ人は、そういった物を好むのが幼年期の頃であることからもわかるように、まだ成熟した大人になりきっていないともいえます。 つまり精神年齢が低い男性が、こういった柄を好むのですね。 こういった人は子供のように思いついたままに行動することもあるかもしれません。笑っていたかと思えばすぐ怒り出したり、精神状態が一定ではない部分も見られます。 このような柄を選ぶ人は、社内で調和をとりながらやっていかなくてはならない仕事よりも自らアイデアを出したり、個性を発揮しなければならない場所で活躍できるタイプかもしれません。

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眼鏡は○?□?

昔に比べ、眼鏡は随分と身近になりました。目が悪い人が増えた、という以外にも、眼鏡自体の値段が下がったこともあり、最近はおしゃれで眼鏡をかける人も増えてきています。 この眼鏡、仕事場でも状況に応じてかけかえると良いということを知っていましたか? 眼鏡をかけることによって、人の顔の印象は随分と変わります。かけるかかけないかの差によって異なるのはもちろんですが、眼鏡のフレームがどのような形をしているかによっても人の受け取り方は随分と異なるものです。職場で状況や場面に合わせて眼鏡をかけかえることは、仕事をうまく進めるために効果的といえます。 角ばったフレームの眼鏡をかけるとよいのは、かしこまった会議などで自分の意見を主張したり、相手を説得したりしなくてはならないときです。 人は細面の人に信頼感を抱く傾向にあります。 四角の眼鏡をつけることにより冷静さが際立ち、「しっかりとした人」という印象を相手に与え、相手を説得するには効果的といえます。 丸いフレームの眼鏡をかけるとよいのは、打ち合わせや営業的な仕事に回るとき。 人は、丸顔の人には親しみやすさを覚えます。丸型フレームの眼鏡をかけた人に対しても優しそうな印象を受けるため、まず相手と打ち解ける必要がある場面では有効と考えられます。 なお、丸いフレームの眼鏡を会議でかけたり、人と打ち解ける必要がある打ち合わせなど角ばったフレームの眼鏡をかけることは避けた方が無難です。 会議などの場で丸いフレームをかけると「頼りない」と思われがちですし、打ち合わせなどの場で角ばったフレームの眼鏡をかけると「冷たい人」という印象を与えてしまいかねません。 状況に応じて、好まれる人は異なるということですね。

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