へやのいろ?B

「へやのいろ?@」では白、黒、灰の無彩色を、「へやのいろ?A」では赤、青、緑の彩色を説明しましたが、ここでもその他の彩色のインテリアが人の心理にどう影響するのか説明します。
自分が望む部屋にするためには何色が必要なのか、見てみましょう。


・黄色のへや

黄色は左脳に刺激を与えるといわれます。左脳は理解や論理的な思考に影響します。
つまり黄色をうまく使って左脳を刺激することによって、学力アップが見込まれるのです。
ですので、勉強部屋など頭を使う場所にはアクセントとして黄色をおくと効果的です。
ただし刺激を与える色というのは、多すぎるとかえって疲れてしまうものです。いつも刺激ばかりでは息切れしてしまいますよね?刺激が多すぎると、神経が混乱をきたしてしまうのです。広い面で黄色を使う場合は、クリーム色など少し淡い色にした方が適しています。


・オレンジのへや

オレンジはどこか人懐こい色だとは思いませんか?
この色は人を呼び寄せる色とされます。人が集まり、楽しい時間を過ごす部屋にはこの色を用いると良いでしょう。大衆的な色、ともいえるかもしれません。部屋にこの色のインテリアを加えることで、気力がない状態の人も力がわいてくるのを感じるのではないでしょうか。
大衆的な色であるがゆえ、高級感はあまり持ち合わせていません。上品さ、気品を出したい場所ではこの色は避けたほうが無難でしょう。


・茶色のへや

茶色は、堅実な色。部屋に茶色を用いることによって、現実に対し敏感に反応できるようになります。しっかりとした生活をしたい、地に足をつけた暮らしがしたい、と思っている人は茶色を基調とした部屋に暮らしてみましょう。社会状況に目を向けやすく、浮き足立っていた自分の生活を見直すことが出来ます。
茶色の部屋にするためには、木製の家具などを置くと効果的です。すべてを茶色にしてしまうと堅実すぎて面白みがない状態になってしまいますので、茶色が多くなってきたら明るい色のインテリアを置いてみるのも良いでしょう。

しぐさで分かる心理学|へやのいろ?B