へやのいろ?A

白、黒、グレーの無彩色のインテリアが持つ効果については「へやの色?@」で説明しました。
?A、?Bではそれ以外の彩色のインテリアが持つ効果についてみていきます。

・赤のへや

赤は体感温度を上昇させる色とされます。ですから、日光の入らない部屋など寒々しい場所に赤を配置するのは効果的といえます。
また、赤は積極性を呼び起こす色でもありますから、やる気がなくなっている、積極的になりたい、と思う時は目につくところに赤い色の小物を置いておくと良いでしょう。机に赤い花を飾るのも良いですね。
ただし、寝室など落ち着かなければならない場所では赤は避けた方が良いと考えられます。赤は興奮の色。ゆっくりするのが目的の場所では多用しないほうが良いでしょう。


・青のへや

青は沈静の色。ゆっくり休みたいとき、休みたい場所に使うと良い色です。青はストレスを軽減させる色で、青色が目に触れると興奮が鎮まり、ホッとするのです。赤色とは逆に、寝室で用いると心が落ち着き、安眠できるのでおすすめです。
涼感のある色ですので、冬場など寒い場所で多く用いると寒々しい印象を与えてしまうので注意しましょう。


・緑のへや

緑は穏やかさをもたらしてくれる色。この色が本当に効果を発揮するのは「自然の緑」が目に触れる時です。だからこそ、部屋の中に用いるときは出来るだけ生きた観葉植物や鉢植えの緑を置くことをお勧めします。自然の緑に触れると、人の心は安らぐものなのです。
家族の絆を高めたい時に、共用の場所で淡い緑色の壁紙を使うのも効果的です。

しぐさで分かる心理学|へやのいろ?A