遠距離恋愛不利なワケ

人は近くにいる人を好きになる傾向、そして何度も何度も目に触れる人を好きになる傾向があります。

では、好きになってカップルになった二人が仕事だったり進路だったり何らかの理由で離れ離れになった場合。いわゆる遠距離恋愛の場合ですね。そういった場合、二人の関係はどうなるのでしょう?


残念ながら、どうしても近くにいるカップルよりうまくいかない確率が高くなってしまいます。
「ボサードの法則」という、物理的距離が離れるほど結婚する確率が低くなる法則も提唱されています。


ではなぜ距離が離れると恋愛はうまくいかなくなるのか。それは、「目に触れる回数が多いほど人はその人を好きになる」という単純接触効果の維持が難しくなるからです。


離れても変わらず会い続けていれば、問題はありません。けれどそれが物理的に難しくなるのが、遠距離恋愛。近くにいる人同士よりも破局の確率が高くなってしまうのですね。


遠くの人に実際に会いに行くのは、それだけお金もかかるし、時間もかかります。その場合はかわりに電話やメールの密度を高くすようにしましょう。顔を見ることは出来なくても、相手の存在をそばに感じることが出来るはずです。


逆にいえば、そういったマメさがなければ遠距離恋愛は続かない、ということですね。

しぐさで分かる心理学|遠距離恋愛不利なワケ